最近流行っている「ドローン」とは何者!?
ドローンの歴史
近年、急速に復旧している「ドローン」ですが、歴史は70年以上も前に遡ります。
研究が始まったのは、第二次世界大戦中と言われており、開発の目的は完全に軍事使用のためのものでした。当初は無人機に爆弾を搭載して体当たりさせるのが主な目的でしたが、当時の技術力では、
操縦不能になることも多く、実際は軍事利用でもうまく活用しきれない状況だったようです。
それにしても、こんな特攻が無人で可能だったら世界大戦の結果は変わっていたかもしれませんね。
ドローンはその後も偵察目的のドローンなど進化を遂げ、民間利用も始まりました。
民間利用では産業用に使われることが多く、日本では、主に農場で農薬を撒くというような目的で
活用されておりましたがラジコンのようなタイプのものに変わり、小型化され、ここ最近になって
個人でも趣味や撮影用に利用されるようになりました。
とはいえインターネットをはじめとする最新の技術が軍事開発からスタートしているなんて驚きですね!
現在のドローンの活用
現在のドローンの活用は農業への導入が多く利用されています。
農業へのドローンの導入は、広大な農地への農薬散布から始まりました。
農地面積が広くなると、大量に収穫することが可能ですが、栽培する上で困るのが農薬散布です。
人力で実施した場合は何ヘクタールもの畑にまこうと思うと、背中に農薬を背負って歩きながらまくわけにはいきません。
農薬をまくだけで何日も何週間もかかってしまいます。
そこで登場したのがドローンです。
また、農業におけるドローンの活躍は、農薬散布のみで終わりません。
農地の上空を飛んで画像などのデータを取得し農業のIT化の鍵となっているのがドローンなのです。
農作物を上空から映像でチェックして生育状態に異常がないかを確認したり、
最新の農業ではドローンに視覚センサーや赤外線センサーなどの複雑なセンサーを搭載し、
植物の高さや、雑草の有無なども検出し、徹底した生産管理が行われます。
特に農業の効率化を求める動きが大きく、データ管理や解析を行うサービスを提供する企業もあります。
今はIT管理を行っているところはまだ少数ですが今後は増えていくことが予想されます。
これからの農業は、私たちがイメージするものとはずいぶん様変わりしていくはずであり、その鍵を握ってるのがドローンです。
ドローンが切り拓く未来とは
今後ドローンが我々の生活を変えていくことになるでしょう。ドローンにAIが搭載され、センサーから送られてくる情報を基に自律飛行すら可能となります。大手物流企業では各家庭への配送に使うための実証実験がスタートしています。スマートフォンで注文した商品が在宅時に空から配達されるということが可能となるのです。ピザや出前のそばも空から配達される時代になるのです。現在でも農業の現場でドローンが使用されていますが、果物などの商品を畑から出荷作業を行う場所までの運搬手段に使うことも検討されています。自動運航の仕組みを搭載すれば高齢者でも容易に使うことができるでしょう。防犯分野での使用も近いうちに標準的なものになるでしょう。学校や工場など広大な敷地に不審者が侵入した場合、ドローンが飛び立ち、その不審者を撮影することで犯罪の未然に防いだり、犯人の検挙に役立つことができると考えられます。企業活動以外でも自分の子供たちが参加している運動会、サッカー、野球などの試合を上空から撮影することも可能でしょう。何十台も飛ばすわけにはいかないのでそういった事を請け負うサービスも出てくることになるでしょう。災害、救出の現場でも活躍することになるでしょう。無人で飛ばせるため、被害状況の把握、救出に必要な機材、食糧の運搬も可能です。既に改正航空法が施行されていますが、ドローンの進化、台数の増加に合わせてルール作りがさらに必要になってくるでしょう。高度、周波数、安全対策、OS、バッテリーの性能などの問題がありますが、裏を返せばそれだけの可能性を秘めています。そして、最終的には人を運ぶことができるようになるかもしれません。行き先を入力するだけ行きたい場所に空を飛んで連れていってくれるSF映画で見た世界がすぐにやってくるかもしれません。

